子供服のレイヤード術
おしゃれも快適も叶える重ね着コーデ

子供服のレイヤード

子供の服を選ぶとき、「今日は寒いかな?」「昼間は暑くなるかも」と悩んだ経験はありませんか。特に春や秋のように寒暖差が大きい季節や、冬のおでかけ前には、何を着せればいいのか迷うものです。そんなときに便利なのが「レイヤード」、いわゆる重ね着です。

重ね着はただ服を足すだけでなく、色や柄の組み合わせを楽しんだり、子供が動きやすいように工夫できたりと、暮らしをちょっと豊かにしてくれる方法でもあります。ここでは、日常の中で取り入れやすいレイヤード、季節やシーンに合わせたコーディネートの工夫についてご紹介していきます。

レイヤードの基本を知っておくと便利

重ね着をしている子供

重ね着を考えるとき、服を「インナー」「ミドル」「アウター」と3つに分けてみると整理しやすくなります。

  • インナー:肌に触れる部分なので、綿や柔らかい素材が安心。汗を吸って快適に過ごせることが大切です。
  • ミドル:いちばん目に入る部分。トレーナーやニットなど、柄や色で遊べる服が中心になります。
  • アウター:体温調整の役割を持つ服。カーディガンやパーカー、季節によってはジャケットやコートを加えてみてもいいですね。

この3つを意識しておくと、その日の天気や予定に合わせて「どの層で調整しようかな」と考えやすくなります。

季節ごとのレイヤード

季節ごとのレイヤード例

  • 長袖Tシャツに薄手のカーディガンを合わせる
  • 半袖Tシャツの上に長袖シャツを羽織る
  • ワンピースにレギンスを合わせて、肌寒ければデニムジャケットをプラス

春は明るい色や花柄を取り入れると、気持ちも軽やかになりそうです。

  • ロングTシャツとトレーナーにベストを重ねる
  • 七分袖シャツにニットベストを合わせる
  • ワンピースにカーディガンを羽織り、足元はタイツで暖かく

ブラウンやカーキなどのアースカラーにチェック柄を加えると、秋らしさがぐっと増します。

  • 薄手のインナーに裏起毛トレーナー、中綿ベストをプラス
  • 長袖Tシャツにニット、その上にダウンジャケット
  • タートルネックとワンピースを合わせて、厚手のタイツとコートで仕上げる

帽子やマフラー、手袋などの小物を色合わせしながら取り入れると、防寒とおしゃれを同時に楽しめます。

よくある重ね着の悩みと工夫

  • 動きにくそうに見える:厚手の服を重ねすぎると着ぶくれしがち。インナーは薄手で機能的なものを選ぶとすっきり見えます。
  • 色や柄がちぐはぐになる:ベースになる色を1つ決め、そこに合う差し色を加えると全体がまとまりやすくなります。
  • 子供が暑がる:すぐ脱げるベストやカーディガンを活用すると、体温調整がしやすくなります。

シーンに合わせたレイヤード

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通園や通学

子供が自分で脱ぎ着しやすいことが大切。カーディガンやベストはその点でも便利です。

公園遊び

砂や泥がついても大丈夫な素材を意識。ジャージやデニムなど丈夫なものを重ねると安心です。

家族のお出かけ

少しきちんと見せたい場面では、ワンピースやシャツにカーディガンを合わせると落ち着いた印象になります。

子供が喜んで着てくれる工夫

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  • 軽くて柔らかい素材を選ぶ
  • ストレッチが効いていて動きやすい服を取り入れる
  • 子供の好きな色やキャラクターを1つだけ混ぜる

これだけで「着せられている」感覚から「自分で選んでいる」気持ちに変わることもあります。

服の管理と組み合わせの工夫

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  • 無地のロンTを色違いで用意しておくと便利
  • ベストやカーディガンを季節ごとに数枚持っておくと安心
  • 気に入ったコーデを写真に残しておくと次に迷わない
  • 収納の中で「インナー」「ミドル」「アウター」と分けておくと、組み合わせの発想が広がります
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子供服のレイヤードは、寒さや暑さに合わせて体温を守るだけでなく、色や柄を組み合わせて楽しんだり、子供の好みを反映させたりできる、小さな工夫の積み重ねです。決まった正解はなく、日々の天気や子供の気分に合わせて、自由にアレンジできるのが魅力。

「今日はこの組み合わせにしてみようかな」と気軽に試してみるうちに、自分なりのレイヤードのコツが自然と見つかっていくかもしれません。毎日の服選びがちょっと楽しくなり、親子でおしゃれを共有できる時間になれば、それだけで素敵な思い出になるのではないでしょうか。

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